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山猫文庫 山猫文庫

カテゴリー: 猫が人のふりして作曲家している

28
9月

選考作品
「ネコの話」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

ネコの話  兎角此の地は住み易い、といふのは友の言である。 然し、私も其れを否定する気は更々無かったので、鳴呼 […]

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28
9月

選考作品
「我が友に捧ぐ」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

我が友に捧ぐ 「今日は散歩に行こう。我が友」 そう言って笑う彼が好きだった。大きな手で私を撫で、とんちんかんな […]

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21
9月

選考作品
「創猫記」

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創猫記  あれは猫であろうと思う。  憂木(ウレキ)はフレームのない伊達眼鏡の隙間から、アスファルト上の白いポ […]

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21
9月

選考作品
「嵐の日の猫」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

嵐の日の猫  クロイネはメスの黒猫だ。 ピンと立てた耳は大きめで、ほっそりした顔立ちをやや幼く見せている。いつ […]

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14
9月

選考作品
「昔の話」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

昔の話 公園のベンチに丸まっているよぼよぼの茶トラは、長老と呼ばれていた。長老はうんと長く生きているから、なん […]

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14
9月

選考作品
「言葉のかわりに」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

言葉のかわりに  ヒト以外の様々な哺乳類が、生存戦略のためかそれと近しい生き方をするようになってから幾星霜が経 […]

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14
9月

選考作品
「救いの美音」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

救いの美音  今夜も月の光がとても綺麗だ。光の下に次々と猫たちが集まってくる。そう、チョビが今夜も又美しい音を […]

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7
9月

選考作品
「ジャスミン」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

ジャスミン  仔猫はイライラしていた。全然眠れない。主人である理々子がずっと泣いているからだ。 うるさいなぁ… […]

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7
9月

選考作品
「Jack’s Heart Got Sentimentalism」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

Jack’s Heart Got Sentimentalism  彼はじっと見つめていた。 ご主人 […]

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7
9月

選考作品
「猫あしの楽匠」

By info In 猫が人のふりして作曲家している, 選考作品

猫あしの楽匠  譜面上を踊るオタマジャクシはいつ見ても美味そうだ。右の前足で音を爪弾く一方で、左の前足は思わず […]

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